妊活を男性と一緒に進めるには?
温度差を埋める方法も紹介

病院を調べるのも、予約を取るのも、当日説明を聞くのも、気づけばいつも自分ひとり。
妊活は2人で取り組むものと分かっていても、情報量や関わり方の違いから、いつの間にか温度差が生まれてしまう。
そんな悩みを抱えている方は少なくないはずです。
ただ、その温度差は、パートナーの気持ちの問題ではないかもしれません。
妊活マイスターが監修

独自アンケートから見えてきた妊活の実態
「男性は非協力的」というイメージは、本当に実態を映しているのでしょうか。
まずは、BELTAが実施した独自アンケートの結果から、妊活の現状を2つの側面で見ていきます。
実は85.3%が協力的と回答

「パートナーがあまり妊活に協力的ではない」
そう感じている方もいるかもしれません。
しかし、BELTAが実施したアンケートでは、妊活中のパートナーについて「協力的だと思う」と回答した方が85.3%という結果になりました。
これは決して低い数字ではありません。知識や情報量に差はあっても、多くの男性が妊活に対して前向きな気持ちを持っていることがうかがえます。
一方で、同じアンケートでは「協力する気持ちはあっても、何をすればいいか分からない」という声も見られました。気持ちの面では前向きでも、それが実際の行動に結びついていないケースが少なくないようです。これは、パートナーに悪気があるからではなく、妊活について学んだり、話し合ったりするきっかけが、これまであまり用意されてこなかったことも一因かもしれません。
※参考:不妊の原因の半数は男性!10年以上妊活に向き合ってきたBELTAが男性妊活を応援する栄養機能食品「ベルタランシード」を発売(株式会社ベルタ、2024年)
相談者の99%が女性という現実
気持ちの面では前向きな男性が多い一方で、実際に情報を集めたり、専門家に相談したりする役割は、依然として女性に偏っているという実態もあります。
BELTAの専門家相談サービスに寄せられる相談のうち、約99%が女性からという結果が出ています。相談内容も、体のことだけでなく、パートナーとの温度感のずれや、コミュニケーションに関する悩みが多く寄せられています。
妊活では、排卵日の把握や体調の変化、通院のスケジュール調整など、日々の中で目に見えにくいタスクが多くあります。こうした負担が女性側に集中しやすいことも、相談が女性に偏る一因と考えられます。
つまり、男性の気持ちが前向きであっても、「情報を集める」「行動を起こす」という部分は、まだ女性側に偏りやすい構造がある、ということです。次の章では、この構造がなぜ生まれるのかを、もう少し詳しく見ていきます。
※参考:不妊の原因の半数は男性!10年以上妊活に向き合ってきたBELTAが男性妊活を応援する栄養機能食品「ベルタランシード」を発売(株式会社ベルタ、2024年)
なぜ妊活で温度差が生まれるのか

温度差は、思いやりの有無で生まれるものではありません。多くの場合、そこには構造的な理由があります。ここでは、温度差が生まれやすい2つの背景を整理します。
知識と関わる時間の差
妊活について、女性は日常的に情報に触れる機会が多くあります。生理や排卵、体調の変化を日々自分の体で経験するため、自然と知識が積み重なっていきます。病院の説明を聞いたり、検査の内容を調べたりする役割も、女性側が中心になりやすいのが実情です。
一方で男性は、こうした変化を直接経験する機会がありません。情報に触れるきっかけ自体が少ないまま、気づけば知識の差が生まれているというケースは珍しくないでしょう。
不妊の原因の半数は、男性側にもあることは少しずつ知られるようになってきています。しかし、不妊治療にすでに取り組んでいる方の中でも、一定数はこのことを詳しく知らないという調査結果があります。妊活を始めたばかりの段階であれば、なおさら情報に触れる機会は少ないと考えられます。
この差は、興味がないから生まれるわけではありません。むしろ、知る機会がこれまで用意されてこなかった、という側面の方が大きいと考えられます。
行動へのハードル
知識が増えたとしても、そこから行動に移すまでには、また別の壁があります。
「妊活のために男性ができること」を調べると、多くの場合、精液検査という言葉に行き当たります。精子の状態を確認するための検査ですが、内容が分かっていても、いきなり「検査」という言葉を目にすると、身構えてしまう方もいるのではないでしょうか。
男性不妊は自覚症状が出にくいと言われており、検査を受けるまで自分の状態を知る機会がありません。だからこそ、検査という一歩が、実際以上に大きく感じられてしまうこともあります。
妊活は、知識を得ることと、行動に移すことの間に、もう一段階のハードルがあることが多いテーマです。こうしたハードルは、意欲の問題ではなく、知る順番や伝わり方によって生まれるものだと捉えると、次にできることが見えやすくなります。
温度差を埋める3つの方法

ここまで見てきたように、温度差の背景には、知識の差や、行動への心理的なハードルがあります。ここからは、その差を少しずつ埋めていくための、3つの方法を紹介します。
どれも今日から始められる行動なので、試しやすいものから始めてみましょう。
情報を一緒に見る
知識の差を埋める一番の近道は、同じ情報を一緒に見ることです。妊活について調べるとき、女性だけが情報収集をするのではなく、パートナーと一緒に記事を読んだり、動画を見たりする時間を作ってみましょう。
切り出し方は、難しく考えなくて大丈夫です。「読んでみて」と渡すと少し重く感じられることもあるので、「気になる記事があったんだけど」くらいの軽さで十分です。一緒に画面を見ながら感想を聞く形にすると、説明する側とされる側という関係になりにくくなります。
毎日でなくても構いません。週に一度、10分だけでも時間を決めて一緒に見る習慣があると、妊活が「女性が調べて説明するもの」から、「二人で確認するもの」に変わっていきます。難しい内容を自分の言葉で説明し直す負担も、自然と減らせます。
妊活のために男性ができることについては、こちらでも詳しく紹介しています。
伝え方を変える
妊活をしていると、つい「なんで協力してくれないの」と言いたくなることもあると思います。毎月結果を待つ緊張感や、情報を集める負担を一人で抱えていれば、そう感じるのは自然なことです。
しかし、この伝え方は、行動そのものへの指摘ではなく、人格を否定されているように受け取られてしまうことがあります。そうなると、パートナーは話を聞くより先に、自分を守ろうとしてしまいます。
おすすめは、「私はこう感じている」「こう助けてほしい」という伝え方です。例えば、「協力してほしい」ではなく、「一人で抱えていて不安だから、一緒に考えてほしい」というように、自分の状態を先に伝えてみましょう。相手を責める言葉ではなく、自分の気持ちと、して欲しいことをセットで伝えることで、パートナーも受け止めやすくなります。
もし相手が戸惑っている様子であれば、「今すぐ全部やってほしいわけじゃなくて、まずは知ってほしいだけ」というように、求めるハードルを下げて伝えるのも一つの方法です。伝え方を少し変えるだけで、パートナーの反応が変わることは少なくありません。
誘い方を変える
妊活を「やらなければいけないこと」として誘うと、義務感が先に立ち、気が重くなってしまうこともあります。誘い方を変えるだけで、受け取られ方は大きく変わります。
例えば、通院を「付き添ってもらう」のではなく、「二人の予定」としてカレンダーに入れてみる。それだけで他人事ではなく、自分の予定として捉えやすくなります。予約や当日の段取りなど、一部を任せてみるのも良い方法です。任された側は「手伝わされている」のではなく、「役割を持っている」と感じやすくなります。
生活習慣の見直しも一人で頑張るより、二人で取り組む方が続きやすいものです。「一緒にやってみない?」という誘い方であれば、指摘されているという感覚にはなりにくいはずです。小さなことですが、誘い方一つで、関わり方が変わることもあります。
妊活を2人で進めるためにまずできること
ここまで温度差が生まれる理由と、それを埋めるための3つの方法を紹介してきました。いきなりすべてを実践するのは難しくても、まず何か一つ、二人で取り組めることから始めてみませんか。
先ほど触れたように、生活習慣の見直しは一人より二人の方が続けやすいものです。とはいえ、食事や運動をいきなり変えるのは、お互いに負担が大きいかもしれません。そこでもう少し始めやすい方法として挙げられるのが、栄養面のサポートです。毎日の食事にサプリメントを取り入れることなら、無理なく続けやすいはずです。
ベルタでは、女性向けに妊活中に摂りたい栄養素を配合したベルタプレリズムと、男性向けに男性妊活で摂りたい栄養素を配合したベルタランシードのセットもご用意しています。

